サメは、フカヒレはもちろん健康サプリにも高級コスメにも!

サメ(鮫)は、日本の沿岸や近海に80種類以上が広く分布しています。

死後にアンモニア臭が出るので、アンモニアを中和するお酢を使った、
酢の物が適しています。

ヒレを干したものは、中国料理の高級素材「フカヒレ」として用いられます。

アイザメなどの深海鮫の肝臓に含まれるスクワレンは、
体の各器官の機能を調節し、血液サラサラ効果、細胞膜の原料、
副腎皮質ホルモンを合成するコレステロールの素などの働きもあります。

ヒトの皮膚に含まれる油脂成分と同じで、殺菌作用や保湿効果があることから、
高級化粧品の原料として使われます。

フカヒレに含まれているコラーゲンは、細胞と細胞をつなぐ接着剤役として
酸素や栄養を補い、不要物を取り除く経路となります。

美肌や髪の毛の健康を保つ、骨を丈夫にする、血管の弾力性を保つなどの
効果もあります。

止血剤や縫合用の糸、薬のカプセルなどにも使われています。

サメ軟骨からとれるコンドロイチン硫酸は、
細胞が正常に機能するように保水性や弾力性を高め、
血液中のコレステロールや過酸化脂質を排除する作用があります。

深海鮫の肝臓から発見されたスクアラミンという物質には、
殺菌力と抗がん作用があるといわれています。