にらは栄養満点な名脇役
中華料理などでおなじみの「韮(にら)」ですが、実はにらにも旬があります。
一年を通して店頭には並んでいるので、あまり知られていないかもしれませんが、
にらの旬はちょうど今の時期、3月頃です。
独特の香りと風味があり、スタミナ系料理に用いられることが多いことからも、
栄養がありそうな感じがしますね。
実際、にらには、アリシン、ベータカロチン、ビタミンC、ビタミンEなど、
さまざまな栄養素が詰まっています。
これらの栄養素は疲労回復や免疫力を高めたり、生活習慣病の予防にも
効果がある優れものです。
にらは、レバニラ炒めや、ニラ玉など、にらがなくてはできない献立も
多いにもかかわらず、単体では主役になりにくい、
まさに欠かせない名脇役ですが、栄養と効能は主役級と言えるでしょう。
にらの匂いが苦手な方もあるかもしれませんが、
その匂いの元となっているのが重要な栄養素であるアリシンですので、
積極的に摂ることをおすすめしたいですね。
にらを切る前に茹でるなどして火を通しておくと、
匂いを抑えることもできますので試してみてはいかがでしょう。