わかめはダイエット最適食材だった!
和布・若布(わかめ)はコンブ目チガイソ科の海藻です。
何と長さは2メートル程にもなるそうです。
海の中でユラユラと揺れている姿からは
想像できない大きさで驚きです。
根っこの部分は、葉が重なって厚くなっており
この部分をメカブ(和布蕪)と呼んでいます。
メカブはわかめの生殖器官になります。
メカブの表面から遊走子が海水中に出ていき
べん毛を動かして泳ぎ、岩に付着して成長します。
やがて雌雄の区別ができ、人間と同じように
精子と卵子を作り受精します。
受精卵は雌株に付いたまま成長しわかめになります。
葉っぱのようなわかめが人間と同じ様な受精によって
増えると云うのには大変驚きます。
この様にしてわかめはどんどん増えるので、
日本のわかめが外国で増えて問題になっているというのも頷ける
気がします。
わかめにはアルギン酸が含まれていて、
体内でナトリウムと結合しアルギン酸ナトリウムになリます。
アルギン酸ナトリウムは消化されず体外へ排出されるため
塩分を抑えることができ高血圧予防になります。
僅かに含まれる、フコキサンチンは肥満の予防に
効果があるそうです。
旬にはサッと湯通しして刺身醤油で食べると美味しいです。
スーパーではお刺身ワカメと書いてあります。
春は筍と一緒に煮て若竹煮も良いです。
ダイエットには酢の物や海藻サラダがオススメです。
メカブは刻んでサッと茹でると粘りが出るので
トロロ風にしてご飯にかけても良いです。
心臓病でワルファリンを服用している方は注意してください。
ビタミンKの凝固作用で薬の効果が落ちます。
腎臓病の方も、カリウム制限があると思うので注意が必要です。
どちらの病気もたくさん食べなければ大丈夫ですが
医師の指示に従ってください。