土佐文旦の魅力 地元だけではもったいない!
春はかんきつ類が美味しくなってくる季節ですが、
土佐文旦(とさぶんたん)というフルーツをご存知でしょうか?
土佐文旦という名前でわかるように、これは高知県の特産品で、
1月中旬から4月中旬頃にかけて出荷されます。
見た目は色も大きさもちょうどグレープフルーツのような感じです。
グレープフルーツというと酸味や苦みの強いイメージですが、
土佐文旦はすっきりした甘みとすがすがしい酸味が爽やかで、
熱烈なファンも少なくない、知る人ぞ知る人気フルーツなのです。
ただ、皮は予想以上に分厚くてみっしりとしているので、
手で剥こうとすると大変かもしれません。
ナイフなどでヘタまわりの上部を切り取ってから剥くか、
ヘタを上にした場合の真ん中にあたる赤道位置に、
ぐるっとナイフで切り込みをいれてから剥くという方法もあるようです。
中の身も、皮は苦いので房ごとに剥き、種を除いてから食べましょう。
このように書くと、面倒くさい果物だと思われてしまうかもしれませんが、
その爽やかなジューシーさは、苦労の甲斐がある美味しさです。