八朔(ハッサク)の上手な食べ方
八朔(ハッサク)の皮は厚く、手では剥けないほどの固さなので
ナイフを使って剥きます。
まず、上下部分を1cm程の厚さで切り落とします。
次に、側面部分の皮をそぐように剥いていきます。
すると、果肉の外に白くて薄い膜が付いている状態になります。
このように、かんきつ類の果肉は、白くて薄い膜の小袋で分かれていますが、
この小袋のことを「じょうのう」と言います。
八朔はみかんと異なり、じょうのう膜が厚いため、
小袋もむいて食べる必要があります。
ナイフで皮をむく際に、じょうのう膜もきれいにむいていきます。
側面の皮が剥けたら、じょうのう膜に沿って切っていくと、
見た目もきれいにむけて食べやすいです。
その他、外皮に切り込みを4ヶ所入れて、むく方法もあります。
また、房ごとにバラバラの状態にしたら、
ナイフでじょうのう膜部分に切り込みを入れると、
手で皮を開けるようになります。
八朔は、むいて食べるまでに手間はかかりますが、
上品な甘みと爽やかな酸味、そして、ほろ苦さが美味しい果物です。
栄養面では、ビタミンCが豊富で、100gあたりに40mgも含まれています。
お肌に良い八朔(ハッサク)は、
そのまま食べると、果肉のつぶつぶ感を味わえます。
デザートの他にも、ジュレやドレッシングに加えたり、
サラダに混ぜても合います。