三つ葉で夕餉を華やかに
普段の料理に三つ葉を工夫して飾ることで、
見た目を華やかにすることができます。
まずは、お吸い物等の汁に浮かべると
鮮やかな緑色が映える「結び三つ葉」。
最初に根を切り落とし、ボールで水洗いします。
その後、熱湯にさっとくぐらせます。
お湯を沸かすのが手間な場合は、
電子レンジを使用した方法もあります。
耐熱容器に三つ葉を入れ、
ラップに包み、90秒から120秒程加熱します。
次に、1本だと長いため、茎を半分に切り、
ひと結びにすれば、結び三つ葉の完成です。
茎を半分に切らずに、半分に折って結んでも、
結び三つ葉になります。
結び三つ葉は、見た目が華やかにはなりますが、
量はあまり必要ありません。
普通は、お吸い物だったら1つ入っていれば
見た目も香りも十分です。
続いて、丼ものに使う三つ葉の飾りについてです。
結び三つ葉と同様に、根を切った後、水で洗います。
次に、3~4cm程の長さになるように切ります。
後は、親子丼をつくるなら、
卵でとじるタイミングで三つ葉も入れれば完成です。
生だとシャキシャキした食感も楽しめるので、
そのままサラダにも使えます。
また、炊き込みご飯に混ぜてもよく合います。
三つ葉が余ってしまった場合は、
茹でたものを、そのまま三つ葉のお浸しとして、
醤油を少し垂らして食べると美味しく頂けます。
すぐに食べない場合は、冷凍保存も可能です。
茹でた三つ葉の水分をキッチンペーパーで
よく拭きとってから、フリーザーバッグに入れてください。
風味は生のほうが良いですが、
冷凍した三つ葉は1カ月~2カ月程度保存ができ、
汁ものの飾りとして、利用することができます。
三つ葉があるのとないのでは、
食卓の見た目のバランスが大きく変わります。
特に、和食に合う料理が多いので、
見た目が良くなるだけでなく、味や香りも増します。
今晩は三つ葉をで華やかな夕餉にしてみては
いかがでしょうか。