誰でも食べられる「しらす」でカルシウム不足を解消
「しらす」とは魚の名前を指すのではなく、
まいわし、かたくちいわしの稚魚のことを総称して言います。
関東地方では「釜揚げしらす」や「しらす干し」に、
関西地方では「ちりめんじゃこ」にします。
しらすは、普通の魚のように骨や内臓を気にすることなく
丸ごと食べられるので、カルシウムが摂取しやすい食材です。
魚の脂肪酸であるDHAやEPAがたくさん含まれています。
カルシウムを多く摂取するためには、
ポン酢をかけたりレモンをしぼったりして
食べるのがおすすめです。
柑橘類やお酢に含まれるクエン酸やリンゴ酸などが、
カルシウムと結合して、カルシウムの吸収率を
アップさせるためです。
しらすはアミノ酸バランスが良いたんぱく質や
ビタミンB1、B2が多く含まれていますので、
新陳代謝をアップさせる効果もあるといわれています。
しらすは卵に混ぜて焼いたり、酢の物に混ぜたりなど、
買ってきて、そのまま手軽に使える便利な食材です。
柔らかく食べやすいので、離乳食やお年寄りの食事にも大活躍です。