デコポンの名前の由来と人に教えたくなる豆知識
デコポンは、種がほとんどなく、
手で剥いて袋ごと食べられます。
しかも糖度が高く、
バランスの良い甘味と酸味が魅力です。
へたの部分がポッコリとしているのも
愛嬌ある特徴の一つです。
デコポンという名前は、ポンカンの改良種であることと、
へた部分にでっぱりがあることから、名付けられました。
熊本県不知火地方で栽培されたことから、
「不知火(しらぬひ)」とも呼ばれています。
一定基準(糖度13度以上)をクリアしないと、
デコポンの名を使用できないという決まりがあるため、
見た目はデコポンなのに、
「不知火みかん」として販売されることがあります。
また、デコポンの日は3月1日で、日本記念日協会に登録されています。
3月1日は、デコポンが始めて市場に出荷された日付です。
日本で生まれ、人気の高いデコポンですが、
「スモー(SUMO)」として、アメリカでも栽培、販売されています。
何故「スモー」(相撲)か、不思議に感じますが、
この名前も見た目から名付けられました。
へた部分のでっぱりが、力士の髷に似ていることから、
ネーミングされたと言われています。
確かに、言われると力士の髷のようにも見えます。
現在、カリフォルニアで栽培されたものが、アメリカで売られています。
見た目と甘味に特徴のあるデコポンは、
今後も様々な販売促進やキャンペーンによって、
多くの人に親しまれていくことでしょう。