南国の甘み、タンカンはみかんの王様!?

タンカン(短桶)という柑橘をご存知でしょうか。

私がタンカンを初めて食べたのは15年ほど前ですが、
沖縄に住む知人から春先に送られてきたものです。

段ボールを開けると、ちょっと皮のしっかりした、
みかんのようなものが入っていました。

南国沖縄のフルーツといえば、バナナやマンゴー、
パッションフルーツのようなものばかりをイメージしていた
私にとって、沖縄とみかんはすぐには結び付きませんでした。

どんな味がするのかと思って、薄手でやや固い外皮をむき、
内皮はそのままひと房を口に入れました。

するとびっくり、みかんとオレンジを足してギュッと濃縮したような、
目が覚めるような甘みと旨みが口の中に広がりました。

とても忘れられない記憶です。

このタンカンですが、ポンカンとネーブルオレンジ、
もしくはポンカンとオレンジ類の何かの自然交雑によって、
中国広東省で生まれたとされています。

日本では鹿児島から沖縄にかけて栽培されており、
できる場所によって、奄美タンカンや屋久島タンカン、
といった呼び方もされています。

旬は2月中旬から3月いっぱいまで、
まだ食べたことがない方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。