牡蠣はなぜ海のミルクと呼ばれるのでしょうか?
牡蠣に含まれているなたんぱく質は、
非常に良質なタンパク質です。
8種類の食物からしか摂取できない必須アミノ酸をはじめ、
18種類もの種類のアミノ酸を含んでいます。
牡蠣に含まれている糖質の半分は、
グリコーゲンが占めています。
グリコーゲンは、体内のエネルギーが不足したときに
糖質に変化して、血液中の糖度調節をする働きがあるので、
疲労回復効果があります。
他にも、タウリンが含まれており、
血中コレステロールの上昇を抑え、
脂肪の消化吸収を促進するはたらきがあります。
神経系統のトラブル改善にも効果があり、
血圧を正常値にキープしてくれます。
注目すべきは、牡蠣に含まれているミネラル類です。
カルシウム・カリウム・リン・鉄・ヨード・マンガン・
マグネシウム・銅・亜鉛・コバルトなどが含まれていて、
牛乳の35倍、ほうれん草の7倍もの亜鉛が
含まれています。
亜鉛は体内の酵素を作る作用があります。
「海のミルク」と呼ばれるのも納得ですね。