母から受け継いだ大根の下ごしらえ
冬の野菜の両横綱は、白菜と大根だと私は思っています。
安いし、美味しいし、家計を預かる主婦としては、
旬のお野菜を中心にメニューを考えるようにしています。
子供の頃、冬になると母はよくおでんを作ってくれました。
今はあまり使われなくなった石油ストーブの上で、
ゆっくり煮込んだおでんは、
もう味わうことのできない懐かしい母の味です。
母が料理をする様子をみて覚えたことの一つが、
おでんの大根の下ごしらえです。
厚めの輪切りにした大根を、
米のとぎ汁で下茹でします。
よくある方法ですが、
自分が母親になってからも、ずっとそのやり方でやってきました。
効率的な手順や、美味しいレシピなど、
お料理に関してもいろんな情報が手に入りやすくなったので、
いろんなことを試してみることはありますが、
大根に関しては、この母がやっていた下茹ででないと、
思うように仕上がりません。
おでんのときだけは、頑固に母のやり方を受け継いでいます。
一方、大根の皮や葉を使い切る方法は、
この何年かで覚えたレシピをしっかり取り入れています。
★大根の詳しい知識はこちらです。
大根 – だいこん – radish