竹の子は10日で大人に、でも寿命は百年以上

タケノコは「」とも記されますが、その語源は、
成長が早く、地面に芽を出してから10日目頃(一旬)に
竹になることからきています。

他にも、竹の子供という意味から「竹の子」と記される
こともあります。

そんなに成長の早い竹ですが、大人になった竹の寿命は
100年以上といわれているほど長寿の植物です。

野菜の中ではたんぱく質が多く、カリウムも豊富に含まれています。

カリウムは、塩分の排泄を促進することによる高血圧抑制の効果があり、
むくみもとる作用があります。

水煮のタケノコの白い粉はシロチンというたんぱく質です。

シロチンはドーパミンを増加させる働きがあり、
やる気アップ効果があるといわれています。

タケノコは堀りたては生食できますが、時間がたつとえぐみが生じます。
ぬかを入れたお湯であく抜きをしてから調理に用います。

アクが強いのため、吹き出ものやアレルギーに似た症状を
引き起こすことがありますので、食べ過ぎには注意しましょう。

●筍の詳しい情報はこちらも御覧ください。
筍 – たけのこ – bamboo shoot