ブロッコリーの栄養素と美味しいブロッコリーの見分け方
ブロッコリーは、年間を通して手に入れることができますが、
旬は１１～３月です。
緑黄色野菜であり、とても豊富な栄養素を含んでいます。
おもな栄養素は、カロテン、ビタミンＣ・Ｂ、葉酸、カリウム、
カルシウム、鉄、マグネシウム、食物繊維、フラボノイドなどで、
特にビタミンＣの保有率が高く、ビタミンＣは熱に弱く水溶性で
あるため、多くのビタミンＣは茹で汁などに溶け出してしまいますが、
ブロッコリーは茹でた後でも他の野菜に比べ、多くのビタミンＣが
残ります。
そのほかにも、スルフォラファンという栄養素が含まれています。
スルフォラファンは、体の中の解毒作用や抗酸化作用を促進し、
解毒力や抗酸化力を高めてくれる効果、そしてガンの予防やピロリ菌の
抑制にも効果があります。
おいしいブロッコリーを選ぶポイントは、緑一色であることは
もちろんですが、よりおいしいのは、少し紫がかったブロッコリーを
選ぶことです。
これは日光をたくさん浴びた証拠なので、甘味が濃くなっています。
そしてつぼみが隙間なく詰まっているかどうかも見分けるポイントです。
ぎっしりつぼみがつまっているもののほうが、美味しいです。
黄色く変色しているものは、古くなっているので避けたほうが良いです。
切り口も見てみましょう。
茎の中に空洞やスが入っているものは、古くなっているので
避けたほうがいいです。
ブロッコリーを保存する方法は、生の場合濡れた新聞紙や
キッチンペーパーで全体を包み、袋に入れ冷蔵庫の野菜室で保存します。
茹でたブロッコリーを保存する場合は、塩をひとつまみいれて茹で、
しっかりと水気をきって密封できる容器にいれ、冷蔵庫で保管します。
小分けにして、冷凍保存すると長く持ちます。
