果実の女王キウイフルーツは皮ごと食べるのがいい?!

キウイフルーツは、輸入物を1年中店頭で見ることができる
ポピュラーなフルーツですが、国内でも愛媛や和歌山などでは
盛んに栽培されています。

国産物は秋から冬にかけて出回り、今が一番おいしい時期です。

このキウイフルーツ、他のフルーツと比べても栄養素がとても豊富です。

ビタミンCは、100g中に69mgとみかんの約2.2倍、キウイたった1個で
1日の摂取基準の70%ほどが摂れることになります。

食物繊維や、カリウム、ビタミンEなども豊富で、
まさにスーパーフルーツ、果実の女王とも言われる所以です。

また、キウイフルーツには、アクチニジンというタンパク質分解酵素が含まれていて、
肉や魚と一緒に食べると、消化・吸収が良くなるという効果もあります。

生で手軽に食べられて、栄養価も高いキウイフルーツですが、
収穫した段階ではまだ熟していないので酸味がきついです。

甘いのが好きな人は、しばらく常温で放置して熟すのを待ってみてください。

でもそんなに待てない、少しでも早く食べたいという人は、
りんごやバナナと一緒にポリ袋などに入れておくと、早くやわらかくなります。

さて、このキウイフルーツ、皮も食べれるのはご存知でしょうか?

産毛が生えてて、ちょっと抵抗があるかもしれませんが、
本場ニュージーランドでは、皮ごと食べるのが常識だそうです。

栄養面でも皮ごと食べる効果は抜群です。

ポリフェノールは果肉の3倍、多糖体も多く含むので身体の免疫を上げる効果があります。

皮は意外と甘みが強く、慣れると普通に美味しく感じられます。

どうしても産毛に抵抗のある方は、皮ごとミキサーにかけてスムージーなどに
するのもいいでしょう。