あさりを食べよう!一挙両得の潮干狩りで

あさり(浅蜊)は、二枚貝の一種で食用として重宝されています。

日本では古くから食べられています。

その証拠に貝殻でできた貝塚が、多数発見されています。

あさりは、海外でも人気があり、たくさん食べられているようです。

子供の頃、ゴールデンウィークになると両親や親戚と
一緒に潮干狩りに行ったものです。

あさりを掘るための熊手、掘ったあさりを入れるバケツ
大人はミカンが入っているオレンジ色のネットを持って
潮が引いて砂浜のようになった海に入ります。

子供なので、兄弟と掘った数を競争することになります。

数を稼ぐために、小さなあさりも掘ったりします。

それを見た親から
「小さなあさりまで掘ったら、あさりがいなくなるからダメ」
と注意されます。

子供の頃はあさりの模様が同じじゃないのを面白がって
無心に掘って並べたりしていましたが、
あさりは同じ模様の物はないということを後になって知ります。

あさりは海をキレイにする能力もあります。

あんなに小さいのに驚きです。

掘ってきたあさりは、砂出しをします。

塩分濃度が3%位の塩水に浸けます。

量はひたひたぐらいで、水を吐くので新聞紙や
キッチンペーパーをかぶせておくと良いです。

そうして風の通りが良く暗いところで一晩おきます。

夏は冷蔵庫に入れておくと良いです。

スーパーでは便利な砂抜きあさりが売られているので、
すぐに食べたい人には重宝します。

あさりは産卵期が栄養が豊富で美味しいです。

特に春は暖かくなり餌をたくさん食べるので身が太って
一番おいしい時期です。

あさりは鉄分やビタミンB12を多く含むので
貧血の予防や目の疲れ、肩こりに効きます。

タウリン、鉄、亜鉛等のミネラルが多いので
動脈硬化や高血圧の原因であるコレステロールを
下げることができます。

定番はみそ汁ですが、あさりのバター焼きやスパゲッティ
ボンゴレも美味しいです。

行楽と実益を兼ね備えた潮干狩に行って、
旬のあさりをたっぷりと楽しみたいものです。