水菜は鉄分もカルシウムもたっぷりとれる優れもの野菜

京菜とも呼ばれている水菜は、その名前の通り
京都で古くから栽培されている京野菜です。

鍋物やあえ物によく用いられますが、
シャキシャキとした歯触りが良く、
アクも少ないのでサラダとしても人気の食材です。

京都だけでなく、今や全国どこでも食べられるようになりました。

「水」菜という名前だけあって、水分を逃さないように
湿らせた新聞紙に包み、ポリ袋に入れて保存すると鮮度が保たれます。

栄養はカロチン、ビタミンCが豊富で、
意外なことにカルシウムや鉄分も豊富に含まれています。

血液中のヘモグロビンを生成する鉄分は貧血予防に効果がありますし、
カルシウムは骨や歯を形成するのに欠かせない栄養です。

そのため、妊婦や母乳育児をされている方には
特にうってつけの食材と言われています。

鉄分は体内に吸収されにくい栄養素ですが、
ビタミンCとともに摂り入れると吸収率がアップします。

水菜はビタミンCも含まれていますので、
鉄分も効果的に吸収できるという、本当に優れものの野菜なのです。