ワカサギは、丸ごと食べられてカルシウムもたっぷり

北海道や本州の湖の冬の風物詩ともいえる
ワカサギ釣りで有名な「ワカサギ」ですが、
全国各地の沼や湖や川に広く分布しています。

本来は海産魚でしたが、陸封されて淡水化したそうです。

名前の由来は、
「わか=幼・清新」「さぎ=細魚・小魚」であり、
「清新な小魚」という意味からきています。

ワカサギは丸ごと食べられますので、
カルシウムやリンをたくさん摂取することができ、
骨を丈夫にして、イライラの解消に効果があります。

カルシウムはイワシの十倍以上もあるといわれています。

妊娠中や授乳中の人に特におすすめの魚です。

魚類の中では数少ないビタミンAが含まれている種類で、
ビタミンAには、活性酸素を抑える効果があり、
動脈硬化や心筋梗塞の予防に有効とされています。

EPAは、血栓を防止し、血液の流動性を高めて
動脈硬化の予防に効果があります。

DHAも含まれており、脳細胞を活性化し、記憶力を向上させ、
さらに、コレステロールを低下させて、
アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を改善したり、
ガンを予防する効果もあります。

ビタミンB12も多く含まれていますので、
悪性貧血予防や肩こりの軽減にも効果があります。