青梗菜の旬と栄養素

青梗菜は、ハウス栽培もさかんにおこなわれているため、
年間を通して手には入りますが、
白菜の仲間なので、甘味を出すために霜が降りる冬が旬です。

おもに含まれている栄養素は、
βカロテン、ビタミンC、ビタミンE、鉄分、カルシウム、
リン、カリウム、葉酸、食物繊維などです。

βカロテンには、からだの中でビタミンAになり、
そのビタミンAは人間のからだの皮膚や粘膜を健康に保ち、
病原菌などが入ってくるのを防ぐ免疫力を高めてくれる効果があります。

ビタミンAの多くは、脂質を多く持つ動物性食品に
多く含まれているのですが、
動物性食品は排出されにくく、
体内に溜まってしまいます

しかし青梗菜に含まれているような植物性のビタミンAは、
尿とともに排出されるので、
からだに負担をかけずに摂取することができます。

青梗菜には、ビタミンが多く含まれていて、
油やたんぱく質と一緒に摂ると吸収率が上がるので、
卵や豚肉、鶏肉などと一緒に摂るのがお奨めです。