大根の調理方法と栄養

大根にはたくさんの栄養がつまっています。

さらに調理方法を工夫することによって、
より多くの栄養を取ることができます。

最も大根の栄養を取りやすい食べ方として、
大根おろしがあります。

これは、大根に含まれるビタミンCや消化酵素は
熱に弱いという性質を持っているため、
生のまま食べることによって栄養を減らすことなく
取れるためです。

大根おろしにすると、細胞を細かくするほど栄養が
よく溶け出すという性質のおかげで、
さらに効率よく栄養を取ることができます。

ただし、大根をすりおろした場合、
約2時間後にはビタミンCが半減してしまうので、
食べる直前に大根おろしを作る方法が有効です。

一方、大根を加熱調理すると、
ビタミンCなどの栄養分は失われてしまいますが、
抗酸化作用が高まり体を暖める効果もあります。

生の大根に辛み成分があるのに対し、
加熱処理をすることで大根の甘味成分は2倍になります。

また、大根を乾燥させた切り干し大根には、
更に多くの栄養があります。

特にビタミンBやカルシウムは生の大根の約10倍、
鉄分は約30倍にもなります。

★大根の詳しい知識はこちらのページを御覧ください。
大根 – だいこん – radish