キャベツは身近なお医者さん!?


キャベツはアクが無く、味にもクセがありませんので、
いろいろな料理に使うことができて、とても重宝する野菜です。

一年を通して店先に並びますが、冬のキャベツは2月が旬です。

冬キャベツは、寒さにあたって甘みがあり、煮込むとさらに旨味が増します。

また、春先から出まわる春キャベツもあり、こちらは水気を多く含むので、
千切りにしなくても、生のままちぎってそのままおいしくいただけます。

意外にも日本以外の国では、キャベツを生のままでは食べる習慣が無いそうです。

栄養的にはビタミンCが豊富で、大きめの葉っぱ2~3枚で
一日に必要なビタミンCを摂取することができます。

ビタミンCが不足がちな喫煙者は、進んで食したい食材です。

また胃や十二指腸を強化するビタミンUという成分があり、
その名も「キャベジン」といいます。

有名な胃腸薬はこれをそのまま用いたものですが、
それほどキャベツには胃腸を健やかにする効果があります。

科学的な根拠は研究中だそうですが、
民間療法として「キャベツ湿布」というものもあります。

母乳育児をされている方は、おっぱいが重く感じたり、
乳腺炎になったりすることがありますが、
そんなときに、キャベツのじくを取り除いて、
冷やした葉っぱの部分をおっぱいに直接当てるといいそうです。

キャベツは身近なお医者さんのようですね。